議案の委員会付託
予算特別委員会の設置及び議案の付託議場第2日3月3日
(火曜日)議案調査のため休会第3日3月4日
(水曜日)午前10時本会議市政に対する
一般質問議場第4日3月5日
(木曜日)午前10時本会議市政に対する
一般質問議場第5日3月6日
(金曜日)午前10時本会議市政に対する
一般質問議場第6日3月7日
(土曜日)休会第7日3月8日
(日曜日)休会第8日3月9日
(月曜日)事務整理のため休会第9日3月10日
(火曜日)午前10時
予算特別委員会議第7号~議第14号(8件)に対する質疑
分科会の設置及び審査の分担議場第10日3月11日
(水曜日)午前10時常任委員会・予算分科会各委員会室第11日3月12日
(木曜日)午前10時常任委員会・予算分科会各委員会室第12日3月13日
(金曜日)午前10時常任委員会・予算分科会各委員会室第13日3月14日
(土曜日)休会第14日3月15日
(日曜日)休会第15日3月16日
(月曜日)事務整理のため休会第16日3月17日
(火曜日)午後1時30分
分科会委員長会予算特別委員会分科会について第2
委員会室分科会委員長会終了後
常任委員長会常任委員会について第2委員会室午後2時30分
議会運営委員会議事運営等について第1委員会室第17日3月18日
(水曜日)事務整理のため休会第18日3月19日
(木曜日)午後1時30分
全員協議会議事運営等について
全員協議会室午後2時30分
予算特別委員会分科会審査結果報告及び質疑
総務文教分科会委員長報告
産業厚生分科会委員長報告
討論・
表決議場予算特別委員会終了後本
会議常任委員会等付託事件の審査結果
報告及び質疑
総務文教常任委員長報告
産業厚生常任委員長報告
予算特別委員長報告
議第7号~議第24号(予算案8件、条例案10件)に対する討論・表決
議第25号に対する質疑・討論・表決
議員の派遣について
閉会中の継続調査の申し出について
閉会議場-----------------------------------
△日程第3 諸般の報告
○議長 日程第3、諸般の報告でありますが、この際、事務局長から諸般の報告をいたさせます。
松田事務局長。
◎事務局長 諸般の報告をいたします。 初めに、去る12月定例会において可決されました次期食料・農業・農村基本計画に関する意見書につきましては、地方自治法第99条の規定により、内閣総理大臣はじめ関係機関に提出いたしましたので、ご了承願います。 次に、地方自治法第180条第2項の規定による報第1号 損害賠償の和解の専決処分について市長から報告がありました。お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 最後に、監査委員から、令和元年11月から令和2年2月までに執行した定例監査の報告について、その写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。 報告は以上です。
-----------------------------------
△日程第4 議第1号~
△日程第9 議第6号まで議案上程
○議長 次に、議案の上程でありますが、この際、日程第4、議第1号から日程第9、議第6号までの議案6件を一括上程し、議題といたします。
△資料
△資料
△資料
△資料
△資料
△
資料 -----------------------------------
△日程第10 上程議案の説明
○議長 日程第10、上程議案の説明でありますが、市長から提案理由の説明を求めます。志布市長。 (
志布隆夫市長 登壇)
◎市長 おはようございます。 それでは、本定例会に提案をいたします議第1号から議第6号までの令和元
年度一般会計並びに5つの特別会計の補正予算につきましてご説明を申し上げます。 初めに、議第1号の
一般会計補正予算は、
歳入歳出予算の総額からそれぞれ3,840万2,000円を減額し、総額を131億3,454万3,000円とするものでございます。 このたびは、国の補正予算、事務事業の整理のほか、今冬の記録的小雪に係る
地域経済対策などの補正でございます。 議第2号の
国民健康保険事業特別会計補正予算は、基金積立金の増額などでございます。 議第3号の
公共下水道事業特別会計補正予算は、
流域下水道費の確定などによる減額でございます。 議第4号の
農業集落排水事業特別会計補正予算は、公債費の減額などでございます。 議第5号の
介護保険事業特別会計補正予算は、基金積立金の増額などでございます。 議第6号の
後期高齢者医療事業特別会計補正予算は、
保険料等負担金の減額などでございます。 以上、概略を申し上げましたが、詳細につきましては副市長から説明させますので、ご審議の上、ご可決くださいますようにお願いを申し上げます。
○議長 補足説明はありませんか。高橋副市長。 (高橋政則副市長 登壇)
◎副市長 私から議第1号から議第6号までの補正予算6件について補足説明をいたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 議第1号 令和元年度村山市
一般会計補正予算は、歳入歳出それぞれ3,840万2,000円を減額し、総額を131億3,454万3,000円とするものです。 それでは、補正の主なものについて説明いたします。 初めに、歳出から説明いたしますので、恐れ入りますが、20、21ページをお開き願います。 2款総務費、1項4目財務管理費6,877万7,000円の増は、
公共施設等整備基金並びに
ふるさとづくり基金への積立てです。 1項5目企画費1,588万6,000円の増は、
ふるさと納税の返礼品の発送に係る経費と
管理システムの入替えに係る経費を増額するものです。 22、23ページをお願いします。 1項11目
生活交通対策費840万8,000円の増は、市内を運行する山交バス2路線及び尾花沢市
路線バス五十沢線に係る補助金及び負担金です。 次の1項12目
定住促進対策費349万円の増は、23ページの説明欄の1番、
子育て応援定住促進事業補助金475万円を追加するもので、今年度の申請件数として58件を見込んでおり、そのうち
子育て応援住宅建設支援の新築分は32件となる見込みです。 続きまして、26、27ページをお願いします。 下の段になります。3款民生費、1項1目
社会福祉総務費2,018万5,000円の増ですが、27ページの説明欄の1番にあります山形県
暮らし安心資金貸付金120万円は、先般の
大沼デパート倒産による元従業員の支援策として県が生活資金の貸付制度を新設しましたが、そのうち、村山市に住所を有する方へ貸付金額の上乗せをするために貸付金の原資を支出するものです。 飛びまして、30、31ページをお願いします。 2項3目児童措置費596万6,000円の増は、法改正に伴い、児童扶養手当の支給回数が年3回から年6回に変更され、今年度の支給月数が増えたことによる増額です。 続きまして、34、35ページをお願いします。 6
款農林水産業費、1項3目農業振興費は828万5,000円の減ですが、増額の項目について申し上げますと、説明欄の一番上、
雪室施設管理運営委託料206万5,000円と一番下、
農産物ブランド力保持緊急対策事業費補助金187万7,000円は、この冬は雪が少なく、市と
JAみちのく村山がそれぞれ所有する雪室施設へ搬入する雪の確保のため、例年よりも経費が増えることから、委託料と補助金を計上しています。 また、下から5行目の担い手確保・
経営強化支援事業費補助金は、国の補正予算により措置されるもので、
農業機械等整備への補助金を追加しています。 1項4目農地費2,680万5,000円の増は、説明欄の2番、
県営土地改良事業負担金の増額で、国の補正予算に伴う県事業費の増額などにより、村山市の負担金を増額計上するものです。 36、37ページをお願いします。 7款商工費、1項4目余暇開発費1,170万円の増は、
余暇活動施設整備基金への積立てと、
クアハウス碁点のRVパークを現在よりも南側に移設する工事を行うものです。 下の段、8款土木費、2項2目道路維持費724万円の増は、新
年度実施予定だったものを前倒しして早期発注する市道1路線の側溝整備と12路線の舗装修繕に係る工事請負費です。 2項3目
道路新設改良費1,269万3,000円の減は、ページをめくっていただきまして、39ページの説明欄の一番上のほうです。額の確定に伴い、
県営道路事業負担金を増額する一方で、説明欄の2番、
道路新設改良事業で、
市道駅西中央1号線、2号線、4号線及び
楯岡渋田住宅団地内の市道整備などの事業費を実績見込みに合わせて減額するものです。 2項6目除雪費9,455万8,000円の減は、除雪委託料の減額などです。 なお、備品購入費3,093万9,000円は、国の補正予算に伴い、
小型ロータリー除雪車1台の更新を行うものです。 続きまして、42、43ページをお願いします。 10款教育費、1項2目事務局費1,014万8,000円の増は、43ページの説明欄1番、
小中学校給食費補助金は、対象者について、小中学生で3人目以降全額補助だったものを18歳以下で3人目以降に拡大したことから、該当者が増えたため、増額するものです。 説明欄3番の
夢応援奨学基金積立金は、
夢応援奨学金の支援として募集した
ふるさと納税の寄附金を基金に積み立てるものです。 次に、歳入について申し上げますので、恐れ入りますが、前に戻っていただき、12、13ページをお願いします。 歳入、1款市税1,190万円の増は、個人市民税の増額などを見込んだものです。 12
款地方交付税1,405万8,000円の減は、普通交付税の確定による減額です。 16
款国庫支出金967万6,000円の増は、国の補正予算に伴う
除雪機械購入に対する
社会資本整備総合交付金の増額などです。 ページをめくっていただきまして、17款県支出金は1,189万6,000円の減ですが、担い手確保・
経営強化支援事業は、歳出で説明しました国の補正予算による農業機械等の整備に対する補助金2,832万8,000円を計上しています。 18、19ページをお願いします。 23款市債ですが、19ページ、説明欄に記載のとおり、国の補正予算に伴う
県営土地改良事業や
除雪機械整備事業に係る事業債を増額する一方、そのほかの事業債については、事業費確定に伴う
借入れ予定額の整理等により減額するものです。 また前に戻っていただきまして、5ページをお願いします。 第2
表債務負担行為補正は、追加10件です。 このうち、上から3番目の
道路維持管理事業工事請負費及び4番目の
道路施設点検調査補修事業工事請負費は、令和2年度予算に計上している工事について令和元年度中に早期発注するため、
債務負担行為を設定するものです。 下から4番目、
小中学校校務用コンピュータ整備事業は、小中学校の教員が使用する
校務用パソコン等の整備について、令和2年度から7年度までのリース契約とし、3月中に契約を行う必要があるため、
債務負担行為を設定するものです。 一番下の
ブルガリア共和国新体操ナショナルチーム来
市手配業務委託料は、
東京オリンピックの直前キャンプとして実施するローズキャンプにブルガリアから来市するための
海外航空旅客搭乗券の予約手配を早期に行えるよう3月中に入札を行う必要があるため、
債務負担行為として設定するものです。 そのほかにつきましては、いずれも令和2年4月1日から業務を委託するに当たり、3月中に契約を行う必要があるため、
債務負担行為を設定するものです。 次に、6ページをお願いします。 第3表地方債の補正は、追加2件と限度額の変更9件です。 追加の2件は、国の補正予算に伴う
除雪機械整備事業と県営急
傾斜地崩壊対策事業になります。限度額の変更は、事業費の確定等によるものです。 次に、7ページをお願いします。 第4表
繰越明許費補正は、追加9件です。 順に説明いたします。 まず、
楯岡高校跡地利活用設計業務は、
楯岡高校跡地利活用の基本設計に係る委託契約について、当初の想定よりも既存建物の
設備機能調査に時間を要することが判明したため、履行期間を延長し、令和2年度に繰り越すものです。
プレミアム付商品券事業は、低所得者及び
子育て世帯向けの
プレミアム付商品券発行事業について、国の補助金の実績報告と金額の確定が6月以降になる可能性があるため、繰越明許を設定するものです。 担い手確保・
経営強化支援事業は、国の補正予算で措置される補助制度に1法人2個人の経営体が申請を予定していますが、事業の実施は令和2年度になるため、繰り越すものです。
農業用ため池ハザードマップ作成事業は、今年度、
防災重点ため池に追加された
農業用ため池の
ハザードマップ作成について、県からの
浸水想定区域図の提供が遅れており、年度内の完了が見込めないため、令和2年度に繰り越すものです。
民有林林道整備事業は、
林道湯舟沢五十沢線について、台風19号による現場内ののり面崩落などの対応で工事の進捗に遅延が生じ、年度内完成が困難となったため、工事請負費を令和2年度に繰り越すものです。
道路維持管理事業は、この冬の記録的小雪による影響に対応し、市道の側溝整備や
舗装補修工事の一部を3月中に早期発注し、完成を令和2年度とするものです。
道路新設改良事業は、市道駅
西中央線ラウンドアバウトの
交差点改良舗装工事並びに
市道駅西中央2号線国道接続の
道路改良工事について、完成が令和2年4月以降になるため、繰越明許を設定するものです。
除雪機械整備事業は、国の補正予算で交付決定の内示を受けた
小型ロータリー除雪車の購入について、納品に時間を要するため、令和2年度に繰り越すものです。
都市計画街路事業は、
都市計画道路楯岡東根温泉線整備の用地交渉に時間を要しており、物件移転及び補償費等の支払いが4月以降になる見込みのため、繰越明許を設定するものです。 続きまして、特別会計について説明いたします。 53ページをお願いします。 議第2号
国民健康保険事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1億4,008万1,000円を追加し、総額を28億2,474万9,000円とするものです。 60、61ページの歳出をお開き願います。 2
款保険給付費は、一般被
保険者療養給付費の予算に不足が見込まれるため、増額するものです。 7
款基金積立金は、前年度繰越金などを
国民健康保険給付基金に積み立てるものです。 9款諸支出金は、
過年度分県保険給付費等交付金の精算による返還金の補正です。 歳入は、県の
保険給付費等交付金、
一般会計繰入金、前年度繰越金などを充てるものです。 63ページをお願いします。 議第3号
公共下水道事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1,128万3,000円を減額し、総額を10億5,528万7,000円とするものです。 歳出は72ページからです。 このたびの補正は、いずれも負担金の額の確定など実績見込みに合わせた事業費の整理となります。歳入につきましても、国庫支出金、
一般会計繰入金、市債の減額となります。 65ページに戻っていただきます。 第2
表債務負担行為補正は、
下水道施設維持管理委託料について追加するものです。令和2年4月1日から3年間の業務を委託するに当たり、3月中に契約を行う必要があるため、
債務負担行為を設定するものです。 第3
表地方債補正は、事業費の確定に合わせて限度額を減額するものです。 次に、77ページをお願いします。 議第4号
農業集落排水事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ14万4,000円を減額し、総額を1億4,661万2,000円とするものです。公債費を実績見込みに合わせて減額するものです。 79ページをお願いします。 第2
表債務負担行為は、
処理施設維持管理委託料について、令和2年4月1日から3年間の業務を委託するに当たり、3月中に契約を行う必要があるため、
債務負担行為を設定するものです。 続きまして、89ページをお願いします。 議第5号
介護保険事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ1,512万7,000円を追加し、総額を30億5,232万8,000円とするものです。 歳出については、100ページからになります。 事務費の整理のほか、介護予防サービス給付費や特定入所者介護サービス費、介護予防生活支援サービスなどについて、12月までの実績を基に算出した年間支出見込みに合わせてそれぞれ補正するものです。 106、107ページをお願いします。 4
款基金積立金は2,000万7,000円の増額で、前年度繰越金の保険料相当分などを介護給付費準備基金に積み立てるものです。 歳入につきましては、保険料や国庫支出金、前年度繰越金などを充てるものです。 次に、109ページをお願いします。 議第6号
後期高齢者医療事業特別会計補正予算は、歳入歳出それぞれ322万1,000円を減額し、総額を3億1,279万3,000円とするものです。 116、117ページ、歳出になります。 広域連合への
保険料等負担金の減額418万6,000円と過年度分の事務費負担金精算金を一般会計へ戻すための繰出金96万5,000円を増額するものです。 歳入は、後期高齢者医療保険料の減額と前年度繰越金の増額などです。 私からの補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。
-----------------------------------
△日程第11 議第1号~議第6号(6件)に対する質疑・討論・表決
○議長 日程第11、これより議第1号から議第6号までの議案6件に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。13番 秋葉議員。
◆(
秋葉新一議員) 議第3号の令和元年度村山市
公共下水道事業特別会計補正予算、65ページをお願いします。 65ページ、第2
表債務負担行為補正、ここでお聞きします。
下水道施設維持管理委託料、期間、令和2年度から平成4年度まで、これはどういう意味ですか。
○議長 櫻井水道課長。
◎水道課長 お答えします。 これにつきましては、公共下水道の金谷汚水ポンプ場の維持管理につきまして、3年間維持管理の契約をしておりますけれども、それにつきまして、今年度末で現在の契約が切れるために、来年4月1日から業務委託を行うために……。失礼しました。令和2年から令和4年……。 失礼しました。これは字句の訂正になります。平成4年までとありますけれども、令和4年ということになります。大変失礼しました。
○議長 13番
秋葉新一議員。
◆(
秋葉新一議員) 字句の訂正ですか。二度とこのようなことがないようにお願いします。
○議長 次、12番
中里芳之議員。
◆(
中里芳之議員)
一般会計補正予算の31ページ、3款民生費、2項6目になります。 放課後児童健全育成事業160万円ほどの減額となっておりますが、その要因と、あと45ページになります。10款2項小学校給食事業150万円ほどの減額ですが、それぞれ要因についてお尋ねをします。
○議長 片桐
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長 お答えいたします。 放課後児童クラブ利用料助成金160万4,000円の減でございますが、これにつきましては多子世帯の半額の助成に対する助成金でございまして、当初予定していた人数が、まず2人目の助成につきましては4,500円が25名、3人目9,000円が5名でございました。それにつきまして、実績としまして、2人目が25名、これは変わりありませんでしたが、3人目につきましては、すみません、後でもう一度ちょっと確認して回答させていただきたいと思います。
○議長 執行部の方に申し上げます。議事のスムーズな進行をよろしくお願いします。 片桐学校教育課長。
◎学校教育課長 45ページの小学校管理費の給食事業、臨時雇用賃金などの減額についてでございます。 当初予算と比較しまして、配置された臨時職員の人数が1名少なくなっているための減額でございます。
○議長 12番
中里芳之議員。
◆(
中里芳之議員) 給食については分かりました。 放課後児童については後でよろしくお願いしますが、ご案内のように、専門家会議にも諮らずに、安倍首相が独断で表明して要請した本日からの一斉休校によりまして、市の教育関係者、あるいは保護者の皆さんも大変混乱している、そういう状況ではないかなというふうに思います。 仕事を休めない親の方もいらっしゃるかと思うんですけれども、親戚とか祖父母に預けるか、あるいは一人で家に置くか、学童保育に預けるかということになるかと思いますけれども、そういった点に対する不安について各学校や教育委員会に問合せなどが来ているかもしれませんけれども、どれぐらい来ているものだか教えていただきたいということと、あと学童保育ですが、学校の先生も対応するというような政府の方針でもありますし、先ほどの全員協議会の中でも話があったわけですけれども、本日から、もう午前中から学童保育が開いているのかどうか、その点もお聞きしたいと思います。 あと、これから指導員などもいつもよりも時間長くつかなきゃいけないのかなとも思うんですけれども、その辺で追加の補正予算なども必要になってくるんじゃないかなと思いますが、この辺、国のほうはどうするのかも分からない状況で、なかなか答えられないところもあるかもしれませんけれども、その辺をどうなさるのかという点、あともう一つは、例えば、親が休めない方が学童保育に預けて、それが集中したりすると、かえって狭くて、もしものときに感染が広がるんじゃないかと、こういう不安もありますが、そういったことへの対応をどうするのかも併せてお尋ねをしておきたいと思います。 それから、給食のほうですが、予定されていた給食の提供が大幅に減るということになるわけですが、食材を供給していた業者への影響、あるいは日々雇いで働いている調理師の皆さんへの影響、こういったことも考えられますが、これはどういうふうに影響があると考えているか、それをまずお聞きしたいと。そういったことをしっかりと把握して、国がどういうふうなものを出してくるのか分かりませんけれども、国に対してしっかりと補償を求めていくことも必要かと思いますけれども、この点についてどういうふうにお考えかお尋ねをします。
○議長 片桐
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長 お答えいたします。 最初に、先ほどの160万4,000円の減の理由でございます。大変失礼いたしました。 先ほどもちょっとご説明させていただきましたが、施設の利用につきましては、私どものほうから半額助成というのを行っております。それの当初の人数が2人目につきましては25名、3人目については5名を助成しておったと。実績として、2人目につきましては25名、これは変わりなかったわけですが、3人目につきましては6名の助成を市のほうで行っていると。3人目については1人増えたということでございまして、それに伴いまして、放課後児童クラブに支払うお金の部分について160万4,000円の減額が生じたというような内容になっているところでございます。 次に、2つ目の質問でありました放課後児童クラブの今現在の利用ということですが、今日からスタートしております。時間につきましては朝の7時半から夕方7時までということで、11クラブございますが、全て7時半から開所しているところでございます。 利用状況でございますが、今朝、楯岡にありますたてやまキッズさんのほうに問い合わせたところ、約15名ほど利用しているというような内容でございます。ほかの施設につきましても、午前中に担当職員が回りまして、例えば利用状況、問題があるかないか等々確認しまして、もし問題があるようであればきちんと対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。
○議長 片桐学校教育課長。
◎学校教育課長 このたびの新型コロナウイルス感染症対策で、本日から村山市内の小中学校、春休みになるまで全て臨時休校というふうなことにいたしております。 ただし、明日3月3日午前でありますけれども、急な休みでありますので、児童生徒に休み期間中の生活の仕方あるいは課題などを連絡するために、午前中登校して各学校で連絡をすることになっています。 そのほか、卒業式の対応あるいは中学3年生の高校入試の対応など、緊急な臨時的な措置になりますけれども、万全な体制を取っていきたいというふうに思っているところです。 ご質問にありました給食の部分でありますけれども、まず金曜日の段階で、食材を納入してくださる業者の方々には、今日から給食がないということで、止められるものは納入を止めてもらっているという状況がございます。そういったことで、予定していた食数を食べない部分につきましては、不用となる額を保護者の方にそれぞれの学校から返金はまずしていただくことにしているところです。 調理師の雇用の確保でございますけれども、小中学校とも直営の施設については、正職員、日々雇用職員ということで働いているわけですが、給食の供給だけでなく、長期の休みにしなければならない丁寧な清掃とかそういったこともありますので、まずはそういうことを対応してもらっています。あと、業務委託している中学校あるいは小学校については、業務委託先と契約に基づいて今後協議していきたいというふうに考えているところです。
○議長 12番 中里議員。3回目になります。
◆(
中里芳之議員) 給食ですけれども、まず業者からの納入はストップした状態ということですけれども、保護者に返金するのはもちろんですけれども、業者も大変困るんじゃないかと思いますので、やっぱりその辺の影響額をしっかりと把握しながら、やっぱり国に対してしっかりと補償を求めていくことが行政としても必要じゃないかなと思いますので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。 それから、民間の調理師さん、業務委託している部分ですけれども、これについても、契約に基づいてこれから協議ということですけれども、やっぱりどういう影響が出ているのかしっかり市としても把握をしていただきたいと。これについても、やっぱり国に対して求めることがあったら求めていってほしいということを申し上げておきたいと思います。 それから、学童のほうですけれども、質問したことに全部答えてもらった感じではないんですけれども、まず分かりました。いつもより多い人数になるか分かりませんけれども、狭いところに、体育館で遊ぶ分にはいいんですけれども、学童の部屋で遊ぶ場合には、かなり密室に大人数ということで感染の危険も多いかと思いますので、その辺をしっかりと対応をよろしくお願いしたいということを申し上げておきます。 それから、3回目、最後にお聞きしたいんですが、今回、一斉休校を要請されて休校するということになったわけですけれども、市あるいは市教育委員会として休校にはしないという選択をすることも、そういう道もあったのではないかなと。実際、島根県では休校していないわけですけれども、どうして国の要請のままに休校という措置を取ったのかお尋ねをしておきたいと思います。 それからもう一つ、卒業式がこれからあるわけですけれども、全員協議会では、国あたりの方針だと保護者も入れないみたいな、県ですか、県の方針では入れないということだけれども、その点については各学校の判断にお任せするというようなことですけれども、各学校で判断するにしても、学校だけで決めないで、しっかりとやっぱり保護者の方々の声を聞いて判断をしていただきたいというふうに思いますが、この点についてご答弁を求めておきたいと思います。 以上です。
○議長 菊地教育長。
◎教育長 お答え申し上げます。 休校措置につきましては、大変時間のないところでの判断でございました。異例のといいますか、本当に国を挙げてのということで、総理の依頼を受けて、そして文科省、そして県からすぐに通知が入って協力をお願いしたいということだったわけです。ということで、それは緊急に受け入れるべきであろうと判断したということでございます。これが第1の質問の答えです。 あと2つ目については、学校に任せると申し上げましたけれども、議員おっしゃるとおりで、条件をつけたのは、しっかり保護者、地域と話し合って、合意、これでいいというふうな選択をしてくださいと申し上げたということであります。 以上です。
○議長 ほかに質疑はありますか。9番
高橋菜穂子議員。
◆(
高橋菜穂子議員) 第1号補正予算についてお尋ねをいたします。 17ページの20款1項3目の
ふるさとづくり基金繰入金並びに21ページ、歳出の2款1項5目企画費についてお尋ねをいたします。 どちらも
ふるさと納税に係る部分の補正かと思うのですけれども、
ふるさと納税の状況についてお尋ねをするとともに、説明欄でございますが、返礼品、郵便料、手数料等は増額でありますが、
ふるさと納税受付等業務委託料は400万円の減となっております。これらについて説明をお願いします。
○議長 原田政策推進課長。
◎政策推進課長
ふるさと納税の状況についてということでございますので、お答え申し上げます。 先週の段階でございますが、まず寄附金額については5億1,000万ちょっと超えているところでございます。予算額5億を見ておりますので、今後3月をもうちょっと期待しているというところでございます。 それから、歳出のほうで、返礼品、手数料等については伸びていると。ただ、受付業務の委託料は減っているというこの整合性の部分でございますが、今年特に昨年と違うところについては、返礼品の申込みの状況なんですが、今までは圧倒的にサクランボが多かったということで、実質、今年収入になったものについて、返礼をするのが来年産のサクランボというふうな例が非常に多くございました。今年についてはお米の注文が結構伸びております。これについては、本年受付をして、本年中にお返しをするのが多うございますので、そのバランスの関係で、件数は手数料としてはこういう状況ですけれども、返礼品の額が伸びたという状況でございます。 以上でございます。
○議長 9番
高橋菜穂子議員。
◆(
高橋菜穂子議員) 分かりました。ありがとうございます。 郵便料といいますのは、これに500万円増額になっていますが、少し詳しく教えていただきたいと思います。
○議長 原田政策推進課長。
◎政策推進課長 お答え申し上げます。 郵便料でございますが、1つの注文をいただきますと、今、民間のほうの主に2つの業者を使って納税をいただいた方のお手元に発送をしております。その発送料金でございます。 ただ、一律の金額で、大変、いわゆる
ふるさと納税の返礼品の割合、返礼品自体が30%以内、あるいはいろんな経費を含めて50%以内というふうな制度になっておりますので、特にこの郵便料については、発送料については、今後業者の方と、数量も伸びておるということもございますので、申込みをしてなるべく安くなるような手だてはないかというふうなことで今探っているところでございます。 以上です。
○議長 9番
高橋菜穂子議員。
◆(
高橋菜穂子議員) ありがとうございます。 返礼品の金額に対して郵便料が非常に高額だなというふうに感じたもので質問をさせていただきました。今対応を考えているということでしたので、少しでも多く残るような方法を検討していただければというふうに思います。 次に、23ページ、2款1項11目
生活交通対策費の説明欄について質問をします。地方バス路線維持費補助金についてお尋ねをします。 山交バス2路線への補助というふうに聞いておりますが、その路線の説明をお願いします。何便分になるのかということ、また市民の利用状況をお尋ねします。
○議長 大戸
市民環境課長。
◎
市民環境課長 生活交通対策事業の補助金に関するご質問ということでございますが、地方バス路線維持費補助金770万9,000円計上させていただいております。内訳は、河北病院と公立病院を結ぶ路線、こちらのほうが565万5,000円、それから天童と北町を結ぶ路線、これについて205万4,000円の額をお願いしているところでございます。 利用状況でございますが、市民限定の利用状況についてはございませんが、河北病院公立病院線につきましては、ほぼ大体、常に1.6人程度が乗っているというふうな状況ということで報告を受けております。また、天童北町線については、ならしてでございますが、2.5人が常に乗車していると、平均的に。といった状況というふうに報告を受けているところでございます。 以上です。
○議長 9番
高橋菜穂子議員。3回目です。
◆(
高橋菜穂子議員) ありがとうございます。 この生活交通対策というものは、山交バスのみならず、市営バスにデマンドタクシー、様々な兼ね合いがあると思いますけれども、山交バスとの競合ということではなく、補助金も出しているということですので、生産的な話合いを通じて市民の利便性を高めていただきたいというふうに要望を申し上げて、質問を終わりたいと思います。
○議長
高橋菜穂子議員、質問終わります。 ほかに質疑はありませんか。8番
矢萩浩次議員。
◆(
矢萩浩次議員) 3つお尋ねしたいと思います。 まず初めに、議第1号補正予算でございますが、7ページ、第4表
繰越明許費補正の一番上段、総務費、総務管理費の
楯岡高校跡地利活用設計業務の中の、ご説明では、基本設計の中で設備の調査が必要になったというようなご説明でございましたけれども、想定と違って何らかの調査が必要になった、それによる補正かなというふうに思いますが、どういう内容の設備の調査を行うのかをお尋ねいたします。
○議長 原田政策推進課長。
◎政策推進課長 お答え申し上げます。 楯岡高校の基本設計の繰越明許でございますが、議員ご指摘のとおり、設計の中には当然、今ある設備の機能については調査の上で基本設計に進むわけではございますが、閉校してからのやはり年数が結構たっておるというふうなことでございまして、調査をする必要があるのは、電気、それから水道の関係、これが果たしてどこまでどういう値で通っているのか、これから改修するに当たってそれを使っていけるのか、そういったところについてより詳細に確認をする必要があるというふうに判断をしたところでございます。そういった関係で日数がかかるということで繰越しをお願いしたところでございます。 以上です。
○議長 8番
矢萩浩次議員。
◆(
矢萩浩次議員) ありがとうございます。 電気設備、水道設備が休んでいる期間があって調査が必要になるということで、ここで危惧されるのは、調査結果を待ってでございましょうけれども、工事費増に結びつくような結果に、劣化、老朽化が恐らくは相当に進んでいるのかなという見込みで話していますけれども、そこのところを見極めて先に進んでいただければなというふうに思うところであります。 続きまして、22、23ページ、2款1項12目の3番に説明あります耐震化促進事業の160万の減、これは当初の予定よりも対象というか申込みがなかったということであろうと思いますけれども、何件少なくてというところが1つと、あとは、大規模広域地震災害があったときに、被害を最小限に少なくするための事業であるのかなというところからすると、これは減にならなくて逆に補正を組むような、そういう耐震化率を高めるという意味でそういった方向に進むべきものなのかなというふうに思いますが、その辺の対策をどのように取られているのかをお尋ねいたします。
○議長 柴田建設課長。
◎建設課長 お答えいたします。 まず、耐震化促進事業160万の減ですが、今年度についてはこの実績はゼロでございました。そういうわけで減額をしております。 矢萩議員がおっしゃりますように、この事業については被害を最小限にとどめるというようなところが大きな事業でありますので、あらゆる機会を通しまして住宅の耐震化につきましてはPRをさせていただきますし、その前段として、耐震診断も含めて、いろいろな機会でこれからもPRをさせていただきたいというふうに考えているところです。
○議長 8番
矢萩浩次議員。3回目になります。
◆(
矢萩浩次議員) ありがとうございます。周知といいますか、耐震化を上げるという意味でもよろしくお願いをしたいと思います。 次に、最後になりますけれども、34、35ページ、6款1項3目、4目、併せてお聞きしてまいりますけれども、まず1つは、1番の機構集積協力金、これが2,446万何がし減になっておりますけれども、集積が進まないということかなと思いますけれども、この内容をお尋ねします。 次に、4目の多面的機能支払交付金、これが長寿命化ということでありますが、554万の減になっておりますが、長寿命化というと、そういうふうに進んだほうがよろしいのではないかなと思うところの、それが減になっている。その減になっている要因、原因についてお尋ねいたします。
○議長 柴田農林課長。
◎農林課長 お答え申し上げます。 初めに、機構集積協力金の減でございますが、こちらにつきましては当初予算では対象面積を精査できないことから、概算で計上しております。その後、交付対象者、対象地域がまとまったことにより、3月補正で確定しているところでございます。 今年度につきましては、まず地域に対する支援である地域集積協力金というものがございますが、対象である新西地区におきまして申請しないということによって、まず地域集積協力金が皆減となっております。 あわせて、経営転換協力金、こちらにつきましては当初予算では約9,000アール分を見込んでおったところでございますが、2,200アールほどということで確定しているという状況でございます。あわせて、交付単価につきましても10アール当たり2万5,000円から1万5,000円に変わっていることから、大幅な減額になっているところでございます。 次に、多面的機能支払交付金の長寿命化のほうでございますが、こちらのほうは、まず事務処理の流れの中で、農地維持と共同活動に係る分が先にほぼ満額交付ということになり、長寿命化につきましては残った予算で交付になるということで、今年度も大分薄まきになっている状況でございます。そのようなことから、長寿命化につきましては減額ということになったところでございます。 以上です。
○議長 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長 これで質疑を終結いたします。 次に、議案の委員会付託でありますが、議第1号から議第6号までの議案6件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第1号から議第6号までの議案6件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 次に、議第1号から議第6号までの補正予算6件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第1号から議第6号までの補正予算6件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第1号から議第6号までの補正予算6件については、原案のとおり決しました。 ただいまから休憩時間を取りたいと思います。 再開は午前11時10分から行いますので、よろしくお願いします。 休憩いたします。 午前11時3分 休憩 午前11時10分 再開
○議長 休憩前に引き続き会議を続行します。
-----------------------------------
△日程第12 議第7号~
△日程第31 議第26号まで議案上程
○議長 次に、議案の上程でありますが、日程第12、議第7号から日程第31、議第26号までの議案20件を一括上程し、議題といたします。
△資料
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△
資料 -----------------------------------
△日程第32 施政方針並びに上程議案の説明
○議長 日程第32、市長から施政方針並びに提案理由の説明を求めます。志布市長。 (
志布隆夫市長 登壇)
◎市長 私から施政方針について申し上げます。 令和2年第1回市議会定例会の開会に当たり、市政運営に対する私の基本的な考え方と主な施策を申し上げます。 昨年は、新しい時代、令和が幕を開け、また、本市も市制施行65周年の記念の年を迎えるなど、大きな節目となりました。 本年は、世界最大のスポーツと平和の祭典、
東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。開会式まで150日を切り、間近に迫っています。ブルガリアのホストタウンとしての新体操事前キャンプの受入れや期間中の交流を通して、チームへの市民の愛着や応援機運は高まっています。本番当日、市民の思いが選手の活躍を後押しし、名実ともにゴールデンガールズとして我が市に凱旋され、皆様と感動を分かち合えることを期待いたします。 さて、本市ではこれまで「次の世代に引き継ぐ魅力ある村山市」をスローガンに掲げ、第5次総合計画に登載した3つの最重点プロジェクトを核に、人口減少対策、そしてあらゆる世代が暮らし続けたいと思えるまちづくりに全力を注いできました。 しかしながら、現実には前期計画策定時に試算した人口推移を下回り、予想を超える人口減少、少子化の進行が明らかとなりました。このままでは、引き継ぐべき次世代そのものがいなくなってしまう危機的状況が想定されます。すなわち、地域の生活、文化、環境が維持できなくなり、地域の存在そのものが危うくなるということを意味しています。 少子化対策は国家的課題であり、全国どこに住んでも安心して子どもを産み育てることができる基本的な環境整備は政府の責務と考えますが、この危機的状況を強く認識し、これまでにない本市独自の大胆な施策を実行する決断をいたしました。子育ての不安を解消することで出生数の増加につなげることを最大の目標とし、妊娠、出産及び子育てを支援するための施策を大きく見直しながら拡充し、現状で取り得る最大の施策を講ずることにします。 それでは、新年度にスタートする大胆な子育て支援策、子育てスマイルプロジェクトを中心に、主な施策についてご説明いたします。 これまでの子育て支援策と実績。 本市では、子育て支援策として、平成26年度より第1子の保育料等半額事業を、平成27年には子育て支援医療給付事業の対象の拡大、多子世帯応援として第3子以降の児童手当に上乗せして支給する子育て応援すくすく手当支給事業を実施してきました。 また、若者の定住促進のため、平成27年度より子育て応援定住促進対策事業を実施するとともに、利便性のよい場所に若者世帯でも購入しやすいように安価な宅地を整備し分譲してきました。そのほかにも、県内では初めて新生児聴覚検査費用の助成や産後1か月健診の費用全額助成を実施するなど、子育てしやすい環境を整えてまいりました。 その成果として、これまで整備した宅地全24戸は全て完売し、子育て応援定住促進対策事業の効果もあり、市外からの転入は9戸ありました。また、市独自の施策である第1子からの保育料の半額事業などは、平成30年度に実施した子育て世帯を対象としたアンケート調査において高評価を得ており、子育て世帯の負担軽減につながっていると考えられるものの、転入・転出数の変化として具体的には現れていない状況です。 現状分析と課題。 近年の状況を見ると、本市の年間の転入者は500人前後で推移しているのに対して、転出者は600人台で推移しており、依然として転出超過の状況が続いています。一方、毎年の死亡者は400人前後で推移しているのに対して、出生数は年々減少しており、平成30年度は105人となっています。 出生数の減少傾向は全国的に見ても歯止めがかかっていない状況であり、昨年末公表の2019年の人口動態統計の年間推計では、出生数が90万人を下回る見通しとなりました。政府の予想を超えたスピードで少子化が進んでおり、本市においても出生数が100人を下回る危機的状況が迫っています。このことは地域を存続させることができなくなる可能性に結びつきますので、早急な対策が必要であります。 重点的な施策の方向。 結婚、出産に対する個人の意識、価値観の多様化を受け入れることは社会的必然でありますが、子どもを育てていく過程で様々な負担を感じ、子どもを持つこと、第2子や第3子を断念するケースも見受けられるのが現状です。 これらを踏まえ、少しでも子育て世帯への負担を減らし、伸び伸びと子どもを育てることができる環境を充実させることとし、これまで実施してきた子育て支援策をさらに拡大させ、若い世代が村山市に住む、子どもを産む、子どもを育てるといった場面に合わせた様々な支援を行うことにより、定住促進を図るとともに出生率を上昇させ、出生数の減少に歯止めをかけることを目指します。 場面に合わせた様々な支援。 定住促進。 若者の定住促進のため、住まいと子育てに重点を置き支援いたします。 まず、若者が結婚した場合、居住する場所を求めます。そのため、居住への支援として、市外からの転入者に対する家賃補助を継続実施するほか、新婚世帯への助成制度を創設するとともに、新築住宅建築への補助を拡充することで経済的な負担軽減を図り、市内への定住を促してまいります。 子育て支援(妊娠・産後)。 次に、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援をすることで、安心して子育てができる環境を整えます。妊娠期には、不妊治療の助成のほか、妊婦健康診査への助成を実施し、出産時には新たにすこやか出産祝い金を支給いたします。第1子出産時から支給し、1子増えるごとに増額して支給することで、多子世帯の負担の軽減を図ってまいります。 また、子育て支援に関する相談窓口と、妊娠、出産及び育児に関する相談窓口の一元化により、子育てに関して相談しやすく情報を得やすい環境づくりを推進いたします。 子育て支援(乳幼児期)。 出産後に保育園に子どもを預けて仕事に復帰される方もいれば、家庭で育児をする方もいます。現在、保育園に子どもを預けた場合は、1人目から保育料の半額助成を実施しておりますが、新年度から新たに家庭で育児をする世帯に対する支援制度を開始し、生活スタイルに合わせた支援を実施いたします。 また、お子さんが病気にかかり病児保育を利用した際、その利用料の全額助成を開始し、保護者の負担を軽減するとともに、仕事と家庭の両立を支援してまいります。 さらに、1歳から中学3年生までの子どもを対象としたインフルエンザワクチン及び1歳児に対するおたふく風邪ワクチン接種費用の一部助成制度を新設し、お子さんの健やかな育ちを促します。 多子世帯に対しては、第3子以降の子どもを持つ家庭に対する子育て応援すくすく手当の支給を継続し、経済的な負担軽減を図ってまいります。 子育て支援(小学生以上)。 小学校や中学校に入学する時期は、学用品や制服の購入など保護者の負担が大きくなります。今年度から開始した県内では初となる中学校進学に要する費用の一部として5万円分の商品券を給付する中学生スタート応援券事業を継続実施いたします。 また、第3子以降の子どもに対しては、対象を拡大して引き続き学校給食費を全額助成し、多子世帯の負担を軽減させます。 さらには、高等学校、高等専門学校に在学している子を持つ世帯に対して、在学生1人当たり年間5万円を支給する就学支援制度を新年度から開始し、さらなる保護者の経済的負担軽減を図ってまいります。 以上、子育てスマイルプロジェクトに登載した主な施策をご説明いたしました。これらの施策を実施することで、若者の定住促進と出生数の減少に一定の歯止めがかかることを期待いたします。 その他の定住促進策。 一方で、地方の人口減少は若者の大都市圏等への流出による部分が大きいため、定住を促進させるためには、若者世代が住みたいと思える具体的なまちづくり、若者が求める魅力的な仕事創出が求められています。 市の最重点プロジェクトである
楯岡高校跡地利活用については、施設改修工事の設計を入居希望者などの意見を聞きながら実施しており、具体的な将来像をできるだけ早期に市民の皆様にお示しすることができるよう努めるとともに、県からの跡地取得や不用施設の除却工事といった施設整備を進めてまいります。 また、都市計画道路楯岡東根温泉線の楯岡小学校に向けての延伸拡幅や県営事業都市計画道路村山駅東沢線の整備など、中心市街地の再生事業を実施してまいります。 駅西エリアについては、東北中央自動車道東根北大石田村山間の開通見通しがようやく公表され、令和4年内の開通予定となりました。これに向けて、(仮称)村山ICと駅西地区を結ぶ
市道駅西中央線の令和2年度中の開通を目指し、整備事業を推進するとともに、駅西エリアへの商業施設等の誘致促進のため、
市道駅西中央2号線など周辺の環境整備に引き続き取り組んでまいります。 地域に雇用と経済的価値をもたらすためには、産業の発展と活性化を促す必要があります。本市の経済を牽引する工業について、市内外から受発注企業を集めた広域商談会の開催や、企業支援コーディネーターの配置等による販路開拓支援等を継続いたします。 また、農業については、昨年選定した重点作物の産地化や販路開拓を図るなど、高付加価値農業を推進し、農業所得の向上と担い手確保につなげてまいります。 結びに。 新年度は、第5次総合計画の後期基本計画がスタートします。前期計画の5か年で獲得した成果を基とし、町の活力を将来にわたって維持するための力を蓄えていくため、人口減少と人口構造の不均衡への対応を最重要課題とし、前期計画における3つの最重点プロジェクトを後期基本計画へ継承し、特に定住促進策を強化とする方針としております。後期基本計画に登載する施策と、まち・ひと・しごと創生総合戦略やその他の個別計画における関連施策を有機的に連携させながら、次世代へしっかりと引き継いでいける魅力あるまちづくりを推進してまいります。 私は、将来を見通した大胆で有効な投資をすることが本市を前進させるための最良の策であると考えております。その象徴の一つが新年度からスタートする子育てスマイルプロジェクトであります。 全国の自治体において地方創生の取組が展開されているにもかかわらず、依然として東京圏への転入超過が続いている中、このような思い切った策を講じることが、本市が置かれたこの危機的状況を打開する一手となり、また、このような決断を行わなければならないという地方の実情を対外的にアピールすることで、戦後の発展の中で形成された大都市一極集中と財源の偏在化の是正にもつながるものと信じております。 今後も的確な市政を運営していくために、常に市民の皆様の声に耳を傾け、各界の方々の知恵をお借りして、村山市発展の礎といたしたいと存じます。 最後に、改めまして、議員及び市民の皆様、さらには村山市の発展にご尽力いただく全ての関係者の皆様に、ご理解とご協力を賜りますよう心からお願いを申し上げます。 続きまして、当初予算、条例、その他の案件につきましてご説明申し上げます。 初めに、議第7号から議第14号までの各会計の新年度予算につきましては、ただいま施政方針において所信を申し上げたところでございます。 次に、議第15号から議第24号までの条例の改正についてご説明申し上げます。 議第15号は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、市民センター長について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第16号は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、住居表示審議会の委員について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第17号は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第18号は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、会計年度任用職員の服務の宣誓について必要な事項を定めるため、提案するものでございます。 議第19号は、市職員における休暇として不妊治療のための休暇を整備するため、提案するものでございます。 議第20号は、市税等の督促手数料を廃止することに伴い、関係条例について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第21号は、多子世帯に係る保育料の負担軽減制度を拡充することに伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第22号は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、墓地管理人について所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第23号は、民法の一部改正に伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第24号は、消防署大久保出張所を廃止することに伴い、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 議第25号は、宅地開発に伴う市道の整備及び地域の生活道としての利便性向上を図るため、提案するものでございます。 議第26号は、固定資産評価審査委員会の太田健一委員が令和2年3月25日に任期が満了となりますので、再任することについて議会の同意をいただきたく、提案するものでございます。 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、詳細につきましては副市長並びに関係課長から説明させますので、ご審議の上、ご可決くださいますようにお願いを申し上げます。
○議長 補足説明はありませんか。高橋副市長。 (高橋政則副市長 登壇)
◎副市長 それでは、私から補足説明いたします。 初めに、条例等について説明いたしますので、議案書の1ページをお願いいたします。 議第15号
村山市市民センター条例の一部を改正する条例についてです。 地方公務員法及び地方自治法が一部改正され、会計年度任用職員制度が導入されることから、市民センター長の規定について所要の改正を行うものです。 現在、市民センター長は特別職の非常勤職員として任用していますが、法改正に伴い、市民センター長の職は特別職の位置づけに該当しなくなることから、市民センター長の任期等に係る規定を削除する改正を行うものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 2ページをお願いします。 議第16号
村山市住居表示審議会条例の一部を改正する条例についてです。 地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、住居表示審議会の委員の規定について所要の改正を行うものです。 現在、住居表示審議会の委員は学識経験者及び行政委員のうちから委嘱すると定めていますが、法改正に伴い、行政委員という特別職は廃止されますので、審議会委員の規定から行政委員の文言を削除する改正を行うものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 3ページです。 議第17号
村山市印鑑条例の一部を改正する条例についてです。 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑登録の制限に係る規定について所要の改正を行うものです。 現在、成年被後見人は印鑑登録を受けることができない者と規定していますが、法律の趣旨に基づきこれを改めるものです。 また、法律の施行により、国の印鑑登録事務処理要領も改正されたことに伴い、要領に準じて文言の整理を行うものです。 施行期日は公布の日からとなります。 4ページをお願いします。 議第18号 村山市職員の服務の宣誓に関する条例及び
村山市教育職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてです。 地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、令和2年度から会計年度任用職員として雇用される職員についても地方公務員法が適用されることとなるため、関係する2つの条例について、会計年度任用職員に係る服務の宣誓に関する規定を追加するものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 5ページです。 議第19号 村山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例についてです。 市職員の休暇として不妊治療のための休暇を追加するため、関係する条例について所要の改正を行うものです。 内容は、職員が不妊治療を受ける場合、1回の申請につき6か月の範囲内で休暇を取得できるよう規定を設けるものです。 改正する条例は、村山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例、村山市技能労務職員の給与の種類及び基準に関する条例、村山市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の3条例です。 施行期日は公布の日からとなります。 7ページをお願いします。 議第20号
督促手数料廃止に伴う関係条例の整理に関する条例についてです。 市税等の督促手数料を廃止することに伴い、関係する条例について一括改正を行うものです。 現在、市税が納期限までに納付されない場合、地方税法の規定により督促状を発送するとともに、市税条例の規定により1通当たり100円の督促手数料を徴収するとしておりますが、納税者の利便性の向上を図るため、この手数料の徴収を廃止するものです。あわせて、市税以外の歳入に係る督促手数料についても、整合性を図り、同様に廃止するものです。 改正する条例は、村山市市税条例、村山市税外収入に係る督促手数料及び延滞金の徴収に関する条例、村山市温泉条例、村山市後期高齢者医療に関する条例、村山市介護保険条例、村山市農業集落排水事業分担金徴収条例、村山市農業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例、村山市道路占用料条例、村山市公共下水道事業受益者負担に関する条例、村山市下水道条例、村山市水道事業給水条例、以上の11条例です。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 なお、経過措置として、施行期日の前までに発した督促状に係る督促手数料については、従前の例により徴収するものです。 11ページをお願いします。 議第21号
村山市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例についてです。 子どもが3人以上の世帯、いわゆる多子世帯における保育料の負担軽減制度を拡充するため、所要の改正を行うものです。 ゼロ歳児から2歳児までの保育料については、第1子は市独自の利用者負担軽減制度により半額とし、第2子は国の制度により半額、第3子以降は同じく国の制度により無償となっています。 現行の規定では、第何子であるかを判定する際、小学校入学前の子どもまでを対象として算定しており、3人目以降の子どもであっても第3子以降と判定されない場合がありましたが、この対象年齢を満18歳まで拡充することにより、多子世帯の利用者負担をさらに軽減するものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 12ページをお願いします。 議第22号 村山市墓地の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてです。 地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、墓地管理人の規定について所要の改正を行うものです。 現在、墓地管理人は特別職の非常勤職員として任用していますが、法改正に伴い、墓地管理人の職は特別職の位置づけに該当しなくなるため、墓地管理人に係る規定の一部を削除する改正を行うものです。あわせて、墓地管理人の名称を法律で使用されている名称である墓地管理者に改めるものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 13ページです。 議第23号
村山市市営住宅条例の一部を改正する条例についてです。 民法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。 市営住宅の不正入居者に対して明渡し請求を行う場合、家賃に係る利息の利率を民法に定める法定利率に準じて年5%と定めていますが、法改正に伴い、この法定利率が市中の金利動向に合わせて変動する制度に変わることから、当該利息の利率についてもこれに準ずる規定とする改正を行うものです。 施行期日は令和2年4月1日からとなります。 14ページをお願いします。 議第24号 村山市
消防本部等設置条例の一部を改正する条例についてです。 消防署大久保出張所を廃止することに伴い、所要の改正を行うものです。 大久保出張所は昭和35年に設置されましたが、平成8年からは職員が常駐しない出張所として現在に至っています。消防車両の性能が向上していることや、冬期間においても除雪体制の強化により交通環境が向上していることなどを考慮し、当該出張所を廃止するため、設置規定を削除するものです。 施行期日は公布の日からとなります。 15ページです。 議第25号 市道路線の認定についてです。 住宅地の開発等に伴い、渋田3号線ほか3路線の市道認定を行うものです。 なお、場所につきましては、16ページから18ページをご覧ください。 続きまして、令和2年度当初予算案について説明いたしますので、当初予算書をお願いいたします。 なお、公共下水道事業と農業集落排水事業は、特別会計を廃止し、公営企業会計に移行しますので、一般会計と5つの特別会計についてご説明いたします。 当初予算書の1ページをお開き願います。 議第7号 令和2年度村山市一般会計予算です。 予算総額は132億4,000万円で、前年度に比べ6億2,000万円、4.9%の増となっております。 2ページ、3ページをお願いします。 歳入です。 1款市税は24億2,217万9,000円です。市民税が対前年比で690万円の増、固定資産税は357万円の減、軽自動車税が420万円の減などを見込んでおり、市税全体で対前年比455万9,000円、0.2%の減となっています。 なお、予算書の9ページに事項別明細書がありますが、ここに款ごとの前年度予算額との比較の数字が載っておりますので、併せて参考にしていただければと思います。 続きまして、6款法人事業税交付金ですが、新たに設けられるもので、地方法人課税の偏りを是正する措置の一環として交付されるものです。1,000万円を計上しています。 7款の地方消費税交付金は、税率改正の影響が1年分になることから、対前年比6,000万円、13.6%の増を見込んでいます。 12款の地方交付税は43億4,000万円です。令和元年度の交付実績や国の予算の伸びなどから、普通交付税で3,000万円の増、全体の対前年比は0.7%の増となります。 3ページ、16款の国庫支出金は13億2,554万2,000円です。楯岡まちなか再生事業や楯高跡地利活用のにぎわい創造活性化施設整備事業に係る交付金、補助金の増額や、幼児教育・保育の無償化に係る負担金、交付金の増額などにより、対前年比1億9,282万3,000円、17.0%の増となります。 17款の県支出金は9億7,634万3,000円です。農業経営体の施設整備に係る補助金や
林道湯舟沢五十沢線整備に係る補助金などの増額により、対前年比1億1,120万8,000円、12.9%の増となっています。 19款の寄附金は、ふるさとづくり応援寄附金を6億円と見込み、対前年比1億円、20%の増です。 20款の繰入金は11億8,246万2,000円です。財政調整基金繰入金、
ふるさとづくり基金繰入金の増額により、対前年比5,935万9,000円、5.3%の増となっています。 23款の市債は10億9,610万円です。楯岡まちなか再生整備事業や道路整備事業、にぎわい創造活性化施設整備事業に係る市債が増え、対前年比1億1,190万円、11.4%の増額となっています。 なお、そのほかの歳入につきましては、令和元年度決算見込額などを基に算定しております。 次に、歳出について申し上げます。 4ページ、5ページをお願いします。 1款議会費は1億7,036万8,000円です。議員共済費の減などにより、対前年比97万4,000円、0.6%の減となっております。 2款総務費は26億9,214万1,000円です。ふるさとづくり応援寄附金推進事業と
ふるさとづくり基金積立金、子育て応援定住促進対策事業の増額や、にぎわい創造活性化施設整備事業の増などにより、対前年比2億5,408万2,000円、10.4%の増となっています。 3款民生費は36億939万7,000円です。子育てスマイルプロジェクトの在宅保育手当や、ひとり親家庭子育て応援給付金の増などにより、対前年比4,330万7,000円、1.2%の増となっています。 4款衛生費は6億4,735万5,000円です。子育てスマイルプロジェクトのすこやか出産祝い金の増などがありますが、諏訪山霊園駐車場整備事業の減などにより、対前年比2,711万8,000円、4.0%の減となっています。 6
款農林水産業費は6億6,728万1,000円です。強い農業・担い手づくり総合支援交付金の計上や
林道湯舟沢五十沢線整備事業の増額などにより、対前年比1億1,054万6,000円、19.9%の増となります。 7款商工費は5億1,174万6,000円です。雪景色観光誘客促進事業委託料や
クアハウス碁点の長寿命化計画策定委託料の増などにより、対前年比357万2,000円、0.7%の増となっています。 8款土木費は20億4,433万6,000円です。市道駅西2号線、4号線及び市道大槇バイパス線などの道路整備事業、楯岡まちなか再生整備事業の増額などにより、対前年比2億2,494万7,000円、12.4%の増となります。 5ページです。 9款消防費は4億2,017万8,000円です。高規格救急車購入費の減などにより、対前年比3,075万6,000円、6.8%の減です。 10款教育費は10億6,439万1,000円です。高校生等就学応援事業や中学校給食事業、
東京オリンピック・パラリンピックホストタウン事業の増額などにより、対前年比4,714万3,000円、4.6%の増となっています。 12款公債費は13億6,113万円です。対前年比363万9,000円、0.3%の減額となっております。 次に、6ページをお願いします。 第2表地方債につきましては、中心市街地再生事業からスクールバス購入事業までの12事業及び過疎対策事業債(ソフト事業分)、臨時財政対策債について限度額などを定め、借入れするものです。 次に、特別会計について申し上げます。 189ページをお願いします。 議第8号 国民健康保険事業特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ26億4,004万4,000円で、県に納付する事業費納付金は増額ですが、保険給付費の減額により、前年対比4,287万3,000円、1.6%の減となります。 次に、227ページをお願いします。 議第9号 財産区特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ76万4,000円で、対前年比1万4,000円、1.9%の増です。 続いて、247ページです。 議第10号 土地区画整理事業特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ233万7,000円で、元利償還金が大幅に減額になるため、前年対比751万7,000円、76.3%の減となっています。 続きまして、263ページです。 議第11号 介護保険事業特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ30億4,922万5,000円で、介護サービス給付費や特定入所者介護サービス費など保険給付費の増額などにより、対前年比3,374万6,000円、1.1%の増となります。 最後になります。301ページをお願いします。 議第12号 後期高齢者医療事業特別会計予算は、総額が歳入歳出それぞれ3億4,747万2,000円で、後期高齢者医療広域連合への
保険料等負担金の増額により、対前年比3,145万8,000円、10.0%の増となっています。 以上が私からの補足説明です。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長 ほかに補足説明はありませんか。櫻井水道課長。 (櫻井秀一水道課長 登壇)
◎水道課長 それでは、議第13号 令和2年度村山市水道事業会計予算について補足説明を申し上げます。 別冊になっております令和2年度村山市水道事業会計予算書2ページをお願いいたします。 初めに、第2条の業務の予定量でございますが、(2)の年間総配水量を前年度より5万7,000立方メートル少ない270万6,000立方メートルと見込んでおります。 続きまして、第3条の収益的収入及び支出でございます。 収入の第1款事業収益は6億3,496万4,000円で、給水収益や他会計からの工事負担金から成りますが、前年度計上しておりました高料金対策に関する繰入金がなくなったことや給水収益の減などから、前年度に比べまして1,822万2,000円、約2.8%の減となっております。 次に、支出の第1款事業費用は6億3,450万5,000円で、主に浄水及び配給水費、減価償却費及び企業債の利子償還などから成りますが、前年度で配水池の詳細耐震診断が完了したことなどから、対前年比473万4,000円、0.7%の減となっております。 続きまして、第4条の資本的収入及び支出でございます。 収入の第1款資本的収入は3,499万9,000円で、駅西開発関連の道路事業進捗により、配水管路整備工事負担金が増額したことなどにより、対前年比340万7,000円、10.8%の増となっております。 次に、支出の第1款資本的支出は1億9,966万4,000円で、東笛田地内の老朽管更新や電気計装設備更新工事などを予定しているところでございますが、前年度におきまして中央監視室の電気計装設備更新工事が完了することなどにより、対前年比7,762万1,000円、28%の減となっております。 次に、3ページのほうをお願いいたします。 第5条の一時借入金の限度額は5,000万円といたします。 第6条の予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、同一款内でこれらの経費の各項の間といたします。 第7条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費としまして、職員給与費は6,039万9,000円で、交際費は1万2,000円といたします。 第8条の他会計からの補助金といたしまして、統合水道に関する建設改良や職員の児童手当に要する経費のため一般会計から受ける金額は674万6,000円といたします。 第9条の棚卸資産の購入限度額は1,500万円といたします。 なお、4ページ以降につきましては、水道事業会計予算実施計画や予定キャッシュフロー、人件費の明細などの附属書類でございます。 以上が水道事業会計予算についての補足説明でございます。よろしくお願いいたします。 続きまして、引き続き議第14号 令和2年度村山市下水道事業会計予算につきまして補足説明を申し上げます。 別冊になっております令和2年度村山市下水道事業会計予算書の2ページをお願いいたします。 初めに、第2条の業務の予定量でございます。(1)の下水道への接続戸数といたしまして6,781戸、前年度より50戸の増を見込んでおりますが、(2)の年間総処理水量は、人口減少等により前年度7,000立方メートル少ない197万3,000立方メートルと見込んでおります。 続きまして、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款事業収益は8億6,619万2,000円で、下水道の使用料2億9,498万2,000円、一般会計からの繰入等他会計からの補助金といたしまして2億1,916万6,000円、過年度の補助金を収益化した長期前受金戻入といたしまして3億5,048万8,000円などから成っております。 次に、支出の第1款事業費用につきまして、収入と同額の8億6,619万2,000円で、主なものといたしまして、管渠及び処理場費、流域下水道維持管理負担金、減価償却費及び企業債の利子償還から成りますが、今年度から企業会計により計上することになった減価償却費といたしまして5億484万2,000円を計上しており、算出の根拠となった有形固定資産につきましては129億41万2,000円となっております。 続きまして、第4条の資本的収入及び支出でございます。 収入の第1款資本的収入は6億2,231万5,000円で、一般会計からの繰入補助金3億7,715万9,000円、企業債2億590万円などから成っております。 次に、支出の第1款資本的支出は7億7,666万9,000円で、企業債への元金償還、これが6億4,339万8,000円のほか、金谷汚水中継ポンプ場の電気設備の更新工事、袖崎1号のポンプ改修工事などを予定しております。 次に、3ページをお願いいたします。 第4条の2の特例的収入及び支出でございますが、公共下水道事業及び農業集落排水事業を今年度から公営企業の法適用をすることにより、前年度以前において生じた債権及び債務に係る未収金7,808万9,000円及び未払い金1億669万8,000円につきまして、それぞれ流動資産、流動負債に計上いたします。 第5条の
債務負担行為につきましては、公共下水道及び農業集落排水事業の施設維持管理委託につきまして、令和2年から令和4年までの3年間の契約を結ぶために設定いたします。 第6条におきまして、当該年度に実施する公共下水道事業及び農業集落排水事業の施設整備に充てる費用といたしまして2億590万円を限度額とし、企業債を起こします。 第7条の一時借入金の限度額は5,000万円といたします。 第8条の予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、同一款内でこれらの経費の各項の間といたします。 次に、第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費は4,740万4,000円といたします。 第10条の他会計からの補助金といたしまして、一般会計からの繰入金額は5億9,729万8,000円といたします。 なお、4ページ以降につきましては、下水道事業会計予算実施計画、
債務負担行為に関する調書、予定キャッシュフロー、人件費の明細などの附属書類でございます。 以上で下水道事業会計予算についての補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長 お諮りいたします。上程議案に対する質疑でありますが、議題のうち議第7号から議第14号までの予算8件に対する質疑は、後ほど設置を予定しております
予算特別委員会で行うこととし、この際、省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第7号から議第14号までの予算8件に対する質疑は省略することに決しました。
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△日程第33 議第26号(人事案1件)に対する質疑・表決
○議長 日程第33、議第26号
固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 これより上程議案に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第26号の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第26号の議案1件については、委員会付託を省略することに決しました。 これより上程議案に対する採決をいたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第26号
固定資産評価審査委員会委員の選任について議会の同意を求める件は、これに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第26号について、議会の意見はこれに同意することに決しました。
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△日程第34 議第15号~議第24号(条例案10件)に対する質疑
○議長 日程第34、議第15号から議第24号までの条例案10件に対する質疑でありますが、それぞれ所管の常任委員会に付託して審査をお願いする予定でありますので、質疑は総括的なことについてお願いをいたします。 質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長 質疑なしと認めます。
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△日程第35 議案の委員会付託
○議長 日程第35 議案の委員会付託でありますが、議第15号から議第24号までの条例案10件については、お手元に配付しております議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託し、議第25号の議案1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第15号から議第24号までの条例案10件についてはそれぞれ所管の常任委員会に付託し、議第25号の議案1件については委員会付託を省略することに決しました。
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△日程第36
予算特別委員会の設置及び議案の付託
○議長 日程第36、
予算特別委員会の設置及び議案の付託についてを議題といたします。 お諮りいたします。議第7号から議第14号までの令和2年度予算8件については、慎重な審査を要しますので、議長を除いた議員で構成する
予算特別委員会を設置し審査することにいたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第7号から議第14号までの予算8件については、
予算特別委員会を設置し審査することに決しました。 この際、
予算特別委員会を開催し、委員長及び副委員長を互選の上、議長まで報告願います。 この際、暫時休憩いたします。 午後0時6分 休憩 午後0時6分 再開
○議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま予算特別委員長及び副委員長の互選の結果について報告がありましたので、事務局長に氏名を朗読いたさせます。
松田事務局長。
◎事務局長
予算特別委員会委員長及び副委員長の氏名を申し上げます。 委員長、
海老名幸司議員。 副委員長、
田中正信議員。 以上でございます。
○議長 次に、議案の付託でありますが、議第7号から議第14号までの予算8件を
予算特別委員会に付託いたしたいと存じます。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長 ご異議なしと認めます。よって、議第7号から議第14号までの予算8件は
予算特別委員会に付託することに決しました。
△資料
△資料
○議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 午後0時7分 散会...